2011年8月20日土曜日

戦争が終わった日

戦争と平和

戦争は現実、平和は今の所夢ものがたり

戦争は殺し合い、平和は慈しみ愛し合い
戦争では悲惨な実体が見えるが、 平和は実体が漠然として見えにくい

でも、全く見えないわけではない
この話は、目のあたりに見えた平和の歓喜。

戦争が終わった日、 勝った國では、勝った喜びより、平和を迎えた喜びを、
負けた國では、負けた悲しみより、死を免れたささやかな安堵
戦争のない平和な世界は夢ではない。

--- 編集:高橋 経

リチャード・サリヴァン(Richard Sullivan)手記
ハワイ在住

2011年8月14日 (日本時間で15日)


66年前の今日、日米が戦っていた太平洋戦争が終わった。

私の父がその日見た光景は、ワイキキのカラカウア・アヴェニュー(Kalakaua Ave.)での市民たちの歓喜ぶりで、父はその出来事を、コダクローム16ミリのカメラで撮影した。そのフィルムを受け継いだ私は、時に応じてその映像を親戚や親しい友人に見せていたが、年月を経てアナログからデジタルへと変遷し、それに伴って、父が遺したフィルムも様々なハイテク技術の助けを借りてデジタル化させた。

過去の話ではあるが、未だに戦争の絶えないこの世界に平和の歓喜がいかばかりかということを知ってもらいたい、と思ってこのフィルムを公開する。

1 件のコメント:

JA Circle さんのコメント...

ブログ中の
[勝った國では、勝った喜びより、平和を迎えた喜びを、、、]
という一節を充分にご理解頂ければ、編集者として本望です。