2009年3月8日日曜日

幻惑(Illusion)のグラフィックス

直線が撓んで見える、同じ大きさのモノが違って見える、平面上の立体がねじれて見える、、、それは貴方の視力が弱いからではありません。単なる錯覚なのです。貴方の目が正常の視力を持っているからこそ、錯覚に陥るのです。下の例は、そのホンの一部ですが、視力の自信を失わずお楽しみください。

1. この本は本文の側ですか、表紙の側ですか?

2. 紫色の平行した2本の線は撓んでいますか?

3. コンクリート・ブロックをこのように積むことはできますか?

4. 三人の兵隊の内、一番背が高いのは誰ですか?

5. このグラフィックはどのように動いていますか?

6. 白い交叉点に何か見えますか?

7. このパターンの中央にある4つの点を30秒見つめてから、
何も無い壁に視線を移してください。
何が見えましたか?

次の3点は質問抜きで、それぞれ見方を変えた立体を観察してください。 いずれもヴァサァリィ(Vasarely)作



答え

1. どちらでもあり、どちらでもありません。
2. 平行線は直線です。
3. できません。
4. 三人とも同じ丈です。
5. 動いていません。
6. 交叉点は矢張り白です。
7. キリストの顔が見えるでしょう。

1 件のコメント:

JA Circle さんのコメント...

錯覚が実際の生活の中で起きたら?
新聞のニュース、テレビの解説、銀行や投資会社の欺瞞、政治家の不正、全て、モノを正しく見る目を養う必要がありますね。