ワーブラーが歌う季節
高橋 経(たかはし きょう)ミシガン州ロスコモン郡在住







この条件を満たすために時に天然の森林火事が過去には『功』の部分を受け持ってきた。大木を焼き払い、焼けた松ボックリ[左の写真]が火事の熱では

しかし州の保護機関、天然資源計画部門(Department of Natural Resources)としては『罪』の面が大きい森林火事は避けるべきだと考え、火事の代わりに人為的な手段で林業業者に成長林を売り払って伐採、撤去させ、その跡地にバンクス松の苗木を植える、という作業を繰り返し、常に若い松林の一角を確保することを可能にしてきた。業者も安価に木材が入手でき、双方めでたしの解決策となった。[下左から:伐採倒木、運搬、苗木植えトラクター]



ワーブラーの生態を何気なく観察していると、「可愛い」とか「美しいさえずり声」の部分しか見えず、彼らが彼らなりの過酷な生存競争にさらされていることには気がつかない。鷲(ワシ)や鷹(タカ)など猛禽の餌食になることもあるだろうし、ムク



以上がカートランド・ワーブラーに関して得た私の新知識だが、同時にこの世の中に野鳥を愛する人々が想像以上に大勢いること、そしてその野鳥を保護するために、可成りの予算が計上され多くの人々が日夜研究し働いていることも知らされた。充実した5月の土曜日ではあった。
1 件のコメント:
住み難い世の中に、野鳥の『住み心地』をよくするために努力している人々がいることを知ると、何か救われるような思いがいたします。
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