歩道はロンドン、絵描きたちは(生憎)無名。でもアイデアと技術は抜群。 この歩道に描かれた様々なテーマは、ここ二、三年出回っていましたから、ご覧になった方もあるかとは思いますが、リバイバルでご紹介いたします。出所は不明ですが、最後に転送してくれたのがロンドンで映画スタジオを経営していた今は亡きローレンス・ハッチンス(Laurence Hutchins)でした。
先ず種明かしから。そうしないと、後の作品の『抜群性』が理解し難いからです。

歩道にチョークで描かれた大きな楕円は?これが『種明かし』です。この楕円を、歩道の左下手[しもて]の特定の地点から見ると、、、

、、、立体的な地球が見えるのです。その地球の頂点にいる
(ように見える)人物は画家の一人です。
この後に続く作品は全て、上掲の地球と同様、平面の歩道に、計算された透視図法の歪みで描かれ、特定の地点からだけ立体に見えるものばかりです。言うまでもありませんが、歩道は一切破損されていません。以下、説明は省略いたします。画法をご想像ください。
砂金発見





特大コカコーラ瓶

南極でオットセイと戯れる

自画像とご対面(どちらが本人でしょうか?)

落し穴

ハエの怪物を殺した

歩道の下は?

スパイダーマン登場

歩道にプール建設



あわや! バットマンとロビンに救出される
以下数点省略