『毛皮、パッカード、映画スター』という三題噺の結びです。
第一の『毛皮』は、往年、ヒット流行歌を次々と世に送り出した作曲家、全盛期に毛皮のオーバーをまとい高級車パッカードを乗り回していた阿部武雄の回顧談(作曲家、服部公一さんの随筆)でした。
第二は、そのパッカード社の盛衰小史をお送りしました。
そして今回は、往年の映画スターや有名人が所有していた車のアルバムです。このアルバムで見る限り、車がスターで、実際のスター達は車の引き立て役を演じているにしか過ぎないような気がします。これに同感なさる必要はありませんが、『ステータス・シンボル(Status Symbol)』とでも言いましょうか、所有する車が持ち主の地位、人柄、そして趣味を代弁していることは確かです。編集:高橋 経 (Photos from Donald McAnulty)
チャップリン夫人、ポーレット・ゴダード(Paulette Goddard) とRolls-Royce Phantom II |
エリック・フォン・ストロハイム(Erich von Stroheim)とCadillac |
ハロルド・ロイドとミルドレッド・ディヴィス(Harold Lloyd & Mildred Davis)とBuick |
ジョァン・クロフォード(Joan Crawford)と1929 Ford Town Car |
ベーブ・ルース(Babe Ruth) と1926 Auburn Roadster |
ジョニィ・ワイズミュラー(Johnny Weissmuller)と1932 Chevrolet |
クラーク・ゲーブル(Clark Gable) と1932 Packard |
ローレル、ハーディ(Stan Laurel and Oliver Hardy) と1930 Buick Phaeton |
ジョアン・クロフォード(Joan Crawford)と1931 Cadillac Fleetwood |
アル・ジョルスン(Al Jolson) とMercedes Benz |
ジーン・ハァロー(Jean Harlow)とCadillac |
ゲィリー・クーパー(Gary Cooper w/ William Powell)とDuesenberg 手前はウィリアム・パウエル |
バック・ジョーンズ(Buck Jones)と1933 Packard Special |
エロール・フリン(Errol Flynn) とPackard Sports |
タイロン・パワー(Tyrone Power)とDuesenberg |
ロバート・モンゴメリィ(Robert Montgomery)とCadillac Sport Phaeton |
ジョアン・クロフォード(Joan Crawford) と1933 Ford Roadster |
ジェームス・スチュアート(James Stewart) とPlymouth |
ジンジャー・ロジャース(Ginger Rogers) と1937 Dodge |
ソニア・ヘニィ(Sonja Henie)と1937 Code |
セシル B. デミル(Cecil B. DeMille) と1937 Code |
リタ・ヘイワース(Rita Hayworth) と1941 Lincoln Continental |
ビング・クロスビー、その他(Bing Crosby+) と1939 Oldsmobile Coupe |
ケィリー・グラント(Cary Grant) と1941 Buick Century |
ジョン・ウエインとモーリン・オハラ(John Wayne & Maureen O'Hara) と1914 Stuitz Bearcat |
1 件のコメント:
ほんとうに車の選択は持ち主の人柄を表していますね。犬や猫の飼い主にも同じような傾向が見られるように思いますが、如何でしょう?
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