2011年5月19日木曜日

コーヒー好きのモナ・リザ?


モナ・リザ(Mona Lisa)と言えばどなたもご存知、ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作である。謎を秘めた『モナ・リザの微笑』、、、あの微笑の秘密は?

ある高名な画家が「あの微笑は謎でも神秘でもないよ。真相は些細な一瞬だったのだ。ダ・ヴィンチのアトリエでモナ・リザがポーズをとっていた時、魚屋がご用聞きに来てドアを開け、彼女と目が合っのでウインクした。ポーズの最中のこと、彼のウインクに応えるわけにいかず、中途半端な笑いを浮かべてしまった、というわけだよ」
シタリ顔で解説した。

その画家の言うエピソードの真偽はともかく、『モナ・リザ』の肖像は何百年もの間、万人に愛され、高く評価され続けてきた。その複製が何百枚、何千枚、あるいは限りなく作られ、頒布されたことだが、中には変った手法でその『微笑』を再現する試みも行われている。


今回の作例は、オーストラリア、シドニーのある画家(たち?)による作品である。その思いもよらぬ『手法』を、4段階に別け、最後の段階で種明かしをする。


ゆっくり落ち着いて鑑賞していただきい。




お判りですか?この肖像は3,604杯のコーヒー・カップで構成されている。濃茶色から薄茶色までの微妙な濃淡の違いは、ミルクとコーヒー混合の比率で調合された。綿密な計算と、恐るべき根気の成果である。

この情報は画家のジョー・グレィ(Joseph Grey Jr.)から頂いた。

1 件のコメント:

JA Circle さんのコメント...

これはあくまでも想像だが、多分コンピューターで濃淡の分類をしたに違いない。