という訳で、作られたF-88は2台だけ、3台目があったという噂もあるが確認されていない。その1台だけが現存し、それがアリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)にある自動車競売の名門、バレット-ジャクソン社(Barrett-Jackson Auto Auction)に託され、ディスカバリー・コミュニケーションズ(Discovery Communications)の創始者ジョン・ヘンドリックス(John S. and Maureen Hendricks)夫妻が、324万ドル投じて落札した。
2002年、前回の会議で調印した国々は、2010年までに『多様生物衰退』の『実質的な阻止』を目標に掲げた。その目標にはそれぞれの国に存在する動植物の10パーセントを保護し、その管理に多大な財政的な援助を出資した。だが、世界野生生物基金(the World Wildlife Fund)の観測では、目標は達成には程遠い、とのことだ。
ものごとの高度の認識(cognition)はヒト特有のものではない。そのことを実証してきたことで有名なハーバード大学心理学教授マーク・ハウザー(Marc D. Hauser:右の写真)の研究結果に捏造の疑いがあると、最近ボストン・グローブ紙が報道した。大学側は調査を始めたが、ハウザーが有名であるだけに、研究に不正があったとすれば、研究者としての資格がきびしく問われるのは当然である。「認識」はヒトがヒトであることを示す根本的な特徴であるので、その研究は近年急速に進み競争がはげしくなっているのが不正を招く原因のひとつかもしれない。
天然資源に乏しい日本ではあるが、政府管轄の調査機関である国立資源科学団体(the National Institute for Materials Scienceからの復訳)では、日本で使用済みのエレクトロニクス器材には、30万トンもの希土類金属が潜在しいていると見積もっている。その量は、世界の需要93パーセントを供給できる中国が保有している量に比べたら微々たる数量ではあるが、日本が隣国の供給に依存する量を減らすのに大いに役立つことになるであろう。
また、日本の製造企業では希土類金属を必要としない製品の生産の開発を推進している。先週、政府関連の機関である新エネルギーと工業技術開発協会(New Energy and Industrial Technology Development Organization, or N.E.D.O.から復訳)は、ハイブリッド車のモーターに、従来の希土類金属でなく、安価な冶金マグネットが代替できると発表した。
『星の王子さま(仏: Le Petit Prince 英: The Little Prince)』は、フランス人の航空家、小説家、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)の創作で、1943年(昭和18年)に出版されて以来、世界各国語に翻訳され、今日までに8千万部も売れたベストセラーである。日本語訳でも6百万部を下らないであろう。