2012年12月3日月曜日

ナイアガラの滝、101年前のできごと



ジェームス・ソマーズ(James Sommers)が、母親から聞いた話。


観光客で賑わうナイアガラの滝 

「あの頃,私の従姉のソフィア(Sophia)がナイアガラの滝の傍に住んでいてね、、、。ある朝、目が覚めた時、いつもと違う『何か』を感じてね。それが何なのか、直ぐには判らなかったんだけど、やっと、いつも聞こえる筈の『音』が聞こえないことに気が付いたの。その『音』とは、ナイアガラを流れる水が滝に落ちる時のすさまじい轟音を、ソフィアは絶え間なく聞いていたのです。
「奇妙に思って表へ出ました。もちろん冬の真っ最中、オーバーを着て、手袋をはめ、耳まで覆う帽子を被り、ブーツをはきました。裏庭を出ただけで目の下に見えるナイアガラの川と滝を見た時、ビックリして開いた口がふがりませんでした。川も滝もすっかり凍って動いていなかったからです。」

1911年、冬のできごとだった。





1 件のコメント:

JA Circle さんのコメント...

これが『地球の温暖化』の証拠でなければいいと願います。