2012年12月6日木曜日

追悼:ディヴ・ブルーベック

第38回グラミー賞受賞式で演奏:1999年 

 ディヴ・ブルーベック

Dave Brubeck
1920年12月6日~2012年12月5日

売り出し当時のブルーベック:1950年代
生まれはサンフランシスコ湾岸地区。1960年代からジャズ・ピアニストとしては最も進歩的な作曲家として、92才の誕生日(12月6日)を目前にして亡くなるまで活躍を続けた。クラシックの素養を身につけていたが、飽き足らずジャズに熱中し、創作的なジャズの新風を巻き起こした。ブルーベックを一躍モダンなクール・ジャズのトップに不動の地位を築いた出世作はテイク・ファイヴ(Take Five)』。YouTubeでは、他の著名な音楽家たちも『テイク・ファイヴ』を演奏しているし、また2010年にブルーベック自身が再演している。だが、1966年に公演した『テイク・ファイヴ』のビデオがモノクロながら当時を偲ぶに最も適切だと判断したのでお贈りする。5分22秒、当時の観客と共に堪能し、稀代のジャズ作曲家の冥福を祈っていただきたい。 編集: 高橋 経


Paul Desmond−サックス, Joe Morello−ドラムス、 Brubeckの後ろは Gene Wright−ベース

1 件のコメント:

JA Circle さんのコメント...

私が初めてブルーベックの名を聞いたのは1958年、ヤマハ・ホールで秋吉敏子の演奏会で、曲の合間に彼女がしばしばブルーベックの名を口にしていたからです。秋吉のブルーベックに対する傾倒ぶりは一方ならず、彼女はその後メキメキと名を挙げ、アメリカでも知名度を上げました。私が肝心のブルーベックの曲に出会ったのは可成り後でしたが、愛好者となりアルバムを所有しています。